経営管理責任者・専任技術者の念書
千葉県行政書士会東葛支部建設業務研究会の研修に参加しました。
講師は竹内義彦東葛支部長。許可申請をベースに、最近の建設業法改正ポイントについて講義がありました。
千葉県建設業許可においては、平成29年は法令遵守の強化を図っていること。
・経営管理責任者、営業所の専任技術者の念書について
欠格要件に当たらないこと確認しているのだと、言われてました。

経営管理責任者の念書をよく見ると、欠格要件の確認になっています。
・役員の重任登記漏れがないこと。
平成18年に会社法改正が行われ、役員の任期10年まで延長可能になりました。任期満了後、重任登記を忘れている事業者が少ないとのこと。重任されていないと経営管理責任者の要件を満たしていないことになります。
これは、建設業法違反です。
- 「遠隔地での居住」の遠隔地って、どの程度か
2時間以内だと、結構遠くまで可能行けます。
ちなみに事務所のある松戸から茨城の水戸までは、特急を使うと1時間半で着けます。
こちらは、問題解決されておらず、個別に説明するしかないようです。
- 長期入院
個人的には、「長期入院」が気になりました。病気は突発的なもので、事前に予定できません。いつ仕事ができない状態になるか、療養の期間はわかりません。いつ変更等の届け出をするのか、悩みどころです。
建設業許可申請はよく行う手続きです。だから、他の行政書士より知識の量はあるのではないかと思います。しかし、他人の目を通すと、自分とは違うの観点、問題点に気づかされます。又、新しい情報が得られました。
竹内支部長、役員の皆様、ありがとうございました。