毎年熱中症で病院に運ばれる人の多い業種は、建設業です。当たり前かもしれませんが、屋外での作業が多いのが原因の一つです。 高所、危険な場所、鋭利な道具を持っての作業中に、倒れれば大きな事故になりかねません。
また急に暑くなって3日目まで、休み明け3日目までが暑さに体が慣れていない為、熱中症の発症件数が多くなります。
熱中症にならないために!
・快眠
寝不足は、体調不良の原因になります。
・深酒はしない
お酒を体内で分解するには、水が必要です。昼間、汗で水分が体から失われていきます。大量にお酒を飲むと、ますます体内の水分が不足し、熱中症の要因に。夜のビールでは水分補給になりません。
・朝ごはんを食べる
暑さで食欲が落ちますが、朝、仕事の前に何か口にしましょう。体力の維持には、朝ごはんは大切です。
・こまめな水分補給
水分と塩分の補給をしましょう。汗をかいた後、塩分を取らず、水分ばかり取っていると、体は塩分に比べ水分が多いと判断し、水分の排出(汗、尿による)しバランスを取ろうとします。水を取っているのに脱水状態が改善されません。
・声かけ
体調が悪く、動けなくなることがあります。暑い日、蒸している日には、頻繁に同僚や部下に声をかけましょう。調子が悪いようであれば、日陰で横に寝かせ、襟やベルトをゆるめて、水またはスポーツドリンク等を飲ませます。ひどいようであれば、病院へ連れて行きます。
・通気性の良い服装
作業着に指定がある会社が多くあります。通気性の良いものへ変えていくことも考えましょう。雨具を着ての作業時、雨具の下の湿度は、高くなります。通気性の良い雨具を使いましょう。
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